社会福祉法人白老町社会福祉協議会

        平成22年度 活 動 方 針

◎  基

笑顔でふれあい支えあう安全・安心なまちづくり

 

@  ふれあいと支えあいの心が育む地域社会づくり

A  安心と自立を支援するしくみの拡充

B  在宅生活を支える福祉サービスの充実

C  ぬくもりとやさしさがつつむボランティア活動の推進

 D 地域福祉を支える社会福祉協議会の基盤整備

● 基 本 方 針

 今、明治維新、第二次世界大戦に次ぐ「第三期の変革期」と言われ、私たちを取巻く様々な分野において大きく変化が繰り広げされており、試練に立たされております。

これまでにも私たちはその都度、知恵と経験を生かし、既存の価値観を打ち破り、乗り越えてきましたが、急速に進む少子・高齢化、情報化、グローバル化、財政難等によりこれまで経験したことのない要因も重なり、社会全体の閉塞観が深く漂っており、手探り状態の今日であります。

社会経済の先行き不透明に伴い、企業においても生産調整や雇用調整が行われ、若者の就労も厳しさを増し国民生活にも厳しい状況となっており、地域活力全体が低迷しております。

厳しさの増す社会経済背景の中で最もその影響を蒙ることになるのはいつの世も社会的基盤の脆弱な高齢者であったり障害者、女性、子供達であります。

社会経済の低迷によって、社会世相が殺伐となることによって「自分が良ければ」という個人主義傾向が強まり、人と人との繋がりや地域との関わりが薄れ、その結果、高齢者の孤独死や子供への虐待等、弱い立場の人たちが犠牲となる悲惨な事件が発生しており憂慮すべき背景であります。

厳しさを増す状況下において「誰もが安心して暮らすことができる地域社会」の創造に向けて、身近に居る人たちによって尊厳をもって支えあう精神を醸成し、地域で「弱い立場の人たち」を支える環境づくりが求められております。

これらの背景から地域福祉の充実と発展を担う社会福祉協議会の役割は益々重要なものになることと捉えております。白老町社会福祉協議会においても「第三期地域実践計画」に基づき「笑顔でふれあい支えあう安全・安心なまちづくり」を目指し職員一丸となり全力で取り組んでいるところであります。

しかしながら、成年後見人制度やプライバシーの順守等の福祉の充実する上で難しい新たな課題も発生しております、社会福祉協議会だけではこれらの複雑、多様化した課題への対応は限界があることから、行政や地域事情に精通している町内会連合会、民生委員児童委員協議会、そしてボランティア活動団体をはじめ、他の社会福祉団体との連携をより深め、地域の潜在的課題をも追究し、「だれもが安心して暮らせる地域社会」の構築と「地域福祉の充実」に取り組んで参ります。

本年度平成22年度は「第三期地域福祉実践計画」の3年目を迎えます、引き続き「笑顔でふれあい支えあう安全・安心のまちづくり」を基本目標として五つの重点目標の達成に向けて職員一丸となって取り組んで参る覚悟であります。

● 5つの重点目標

1)「誰もが安心して安全な暮らし」は少子・高齢化に伴い地域に住む人たちの相互の思いやりが求められ、地域情報の共有とコミュニティーが重要なことから、地域をその地域の人達によって密に見守る小地域ネットワーク活動を支援し、相互扶助の機運をより高め「ふれあいと支えあいの心が育む地域社会づくり」に務めて参ります。

2)少子・高齢化の進行と共に価値観の多様化により家族間の繋がり薄れ、様々な弊害が生まれていることから幼児から高齢者まで世代間交流を広げ、福祉の充実の必要性について誰もが身近なものとして捉えられるよう環境づくりに務め「安心と自立を支援するしくみの拡充」に取り組んで参ります。

3)様々な理由により、「在宅生活」を余議なくされている人達は増加傾向にあります、高齢化によって社会参加の活動範囲が狭くなり、本人の活動意欲の面においても衰退に繋がることから社会との繋がりを保ちつつ在宅生活を支える在宅サービスの充実と安定に務め「在宅福祉を支える福祉サービスの充実」に取り組んで参ります。

4)厳しい、社会経済環境の中において近年ボランティア活動の役割は益々大きくなっております、きめ細かなボランティア活動が地域福祉を支えている状況を踏まえ、社福祉協議会とボランティア活動団体、ボランティア団体相互の連携や活動を支援し、「温もりとやさしさがつつむボランティア活動の推進」に務めて参ります。

5)少子・高齢化、財政の緊縮、高度多様化する福祉等に対して社会福祉協議会のあり方は拡大しております、広い視点で社会福祉の様々な課題に取り組むため、町内会連合会、民生委員児童委員協議会、ボランティア活動団体、行政との連携をより深め継続的な安定運営をする為、人材の育成に務めると共に「誰もが潤いとゆとりのある暮らし」に向けて社会福祉協議会の基盤確立に務め、「地域福祉を支える社会福祉協議会の構築」に務めて参ります

以上、五つの重点目標に向けて、職員一丸となって取り組む覚悟であり、理事・評議員各位におかれましては、特段のご理解とご支援をお願い申し上げます。